管理画面のSmartBoxメニューから「トラブルシューティング」に進むと、様々な操作を行うことができます
- SmartBoxを取り外す
- Keycafeチームによる遠隔操作を許可する
- タッチパネルが白光りしている/動かない
- 蓋が詰まったキャビネットを開ける
- SmartBoxから全ての鍵を取り出す
- 受け取り操作後、鍵を取り出さずに蓋を閉めてしまった
- 預け入れ操作をせずに、鍵をSmartBoxに預け入れた
- 非常用解錠を使ってSmartBoxを取り外す
SmartBoxを取り外す
SmartBoxは以下の手順で取り外せます。
- Keycafe管理画面 、またはアプリにログインします
- メニューから「SmartBox」を選択します
- 取り外したいSmartBoxを選びます
- 「トラブルシューティング」に進みます
- 「SmartBoxを取り外す」をクリックします
- 「ワンタッチ開錠」に進みます
- SmartBoxタッチパネル下の銀色のボタンが点滅している間に押すと、ロックが外れる音がします
- SmartBox前面のキャビネット部分を上に持ち上げるようにして取り外します
Keycafeチームによる遠隔操作を許可する
SmartBoxに継続的な問題が見受けられる場合、状況によってはKeycafeサポートチームが遠隔操作で対応にあたることもあります。 セキュリティ上、Keycafeサポートチームは通常、お客様のSmartBoxを遠隔操作する権限を持っていません。Keycafeチームに短期的なSmartBoxへの遠隔アクセスを許可したい場合は、以下の手順に沿ってください。
- Keycafe管理画面 、またはアプリにログインします
- Keycafe管理画面のメニューから「設置場所」、またはアプリのメニューから「もっと見る」を選んで「専用ロケーション」に進みます
- 問題が起きているロケーションを選択します
- 遠隔操作を許可したいSmartBoxの右上に表示されるリンクアイコンをクリックします
- 「SmartBoxについて」を選択します
- 「Keycafeチームによるコントロール」ボタンをクリックします
- 遠隔操作を許可したい期間を設定して、「送信」すれば完了です
KeyafeサポートチームがSmartBoxを遠隔操作して問題解決できるようになりました。 Keycafeサポートへはこちらからご連絡ください。 遠隔操作の許可は、ボタンをクリックしてスライドさせることで、いつでも取り消すことができます。
SmartBox拡張用への遠隔操作
SmartBox拡張用に問題が起きている場合は、SmartBox本体と拡張用、両方へのアクセスを許可してください。
タッチパネルが白光りしている/動かない
リセットボタンを押して再起動をお試しください。MS3にはタッチパネル付近に、MS200X以前のモデルであればSmartBox上部(屋根部分)に付いている小さな黒いボタンがリセットボタンです。
蓋が詰まったキャビネットを開ける
鍵・Keycafeキーホルダー以外のものを鍵キャビネットに収納すると、鍵キャビネット内で詰まり、蓋が開かなくなることがあります。 蓋を手でトントン叩いて、再度、鍵の受け取りを試してみてください。内部で引っかかっている物が外れれば、蓋が開きます。 受け取り操作をしても蓋が開かない場合は、手で蓋に圧力をかけた状態で再度、受け取り操作を行います。
- 詰まっている鍵キャビネットの蓋を、手でまっすぐ(直角に)押します
- 鍵キャビネットの蓋を押したまま、タッチパネルから鍵の受け取り操作、または管理画面から鍵キャビネットを開く 操作をします
- 鍵キャビネットのロックが外れる、カチッという音が聞こえます。 音がしたら、押している手を外すと、蓋が開きます。
- 一度で開かない場合は、蓋を叩く、圧力をかけて受け取り操作をする、を繰り返します
SmartBoxから全ての鍵を取り出す
管理画面のSmartBoxメニューから「トラブルシューティング」に進むと、全ての鍵キャビネットを開くことができます。 鍵キャビネットから鍵を取り出した場合は、管理画面上でも鍵を取り出した状態に調整する必要があります。
- Keycafe管理画面 、またはアプリにログインします
- メニューから「SmartBox」を選択します
- 鍵を取り出したいSmartBoxを選びます
- 「トラブルシューティング」に進みます
- 「全ての鍵キャビネットを開ける」から、「ワンタッチ開錠」をクリックします
- SmartBoxタッチパネル下の銀色のボタンが点滅している間に押すと、鍵キャビネットが一つずつ開き始めます。 全ての鍵キャビネットが開いたら、鍵を取り出しましょう。
- 管理画面に戻り、「SmartBox」から「鍵キャビネット」に進みます
- 鍵の名前が表示されている全ての鍵キャビネットから、右端の上向矢印アイコンをクリックして、システム上でも鍵を取り出した状態にします
受け取り操作後、鍵を取り出さずに蓋を閉めてしまった
鍵の受け取り操作をすると、受け取られるべき鍵が入っているキャビネットの蓋が自動的に開きます。 この時、鍵を取り出さずに蓋を閉めてしまっても、Keycafeシステムは鍵は受け取られたものと認識します。
まず最初に、どの鍵キャビネットに鍵が入っているのかを特定しましょう。 次に、管理画面から鍵キャビネットを開き、鍵を取り出します。
鍵が入っている鍵キャビネットを特定します
- Keycafe管理画面 、またはアプリにログインします
- メニューから「鍵」を選択します
- 受け取り操作後に、受け取られることのなかった鍵を選びます
- 「履歴を確認」に進みます
- 最新の履歴に、どの鍵キャビネットに鍵が預け入れられたかが記録されています。 鍵キャビネット番号をメモしましょう。
管理画面から鍵キャビネットを開きます
- メニューから「SmartBox」を選択します
- 鍵を取り出したいSmartBoxを選びます
- 「鍵キャビネット」に進みます
- 開きたい鍵キャビネット番号の右横に表示されるロックのアイコンをクリックして、「ワンタッチ解錠」に進みます
- SmartBoxタッチパネル下の銀色のボタンが点滅している間に押すと、指定した鍵キャビネットの蓋が開きます。
預け入れ操作をせずに、鍵をSmartBoxに預け入れた
直前に鍵を受け取った利用者が、鍵キャビネットの蓋を閉めずに放置し、次に鍵の返却に訪れた利用者が、開いたまま放置された鍵キャビネットに鍵を預け入れて蓋を閉めた場合、Keycafeシステムの認識と実際の鍵の所在に齟齬が生じます。 預け入れの操作がないまま、鍵を端末に入れると、Keycafeシステム上では鍵は端末の外に出たまま(返却されてない)と認識され、鍵キャビネットも「空き」と表示されます。
まず最初に、どの鍵キャビネットに鍵が預け入れられているかを特定しましょう。次に、もし直ぐに現地に生けない場合は、「空き」と認識されている(実際には鍵が入っている)鍵キャビネットが利用されることのないよう、管理画面から保護をかけます。 どの鍵キャビネットに鍵が預け入れられたか特定できない場合は、「全ての鍵キャビネットを開く」操作で鍵の所在を確認しましょう。 鍵が見つけられたら、改めて預け入れ操作を行います。
鍵が預け入れられた鍵キャビネットを特定します
預け入れ操作をせずに鍵キャビネットに鍵を入れて蓋を閉めた利用者がまだSmartBox付近にいるようであれば、どの鍵キャビネットに鍵を入れたか覚えているかもしれません。 Keycafeシステム上、鍵キャビネットには図のように番号が振られています。 鍵キャビネットが特定できている場合は、ステップ6に進みます。
- Keycafe管理画面 、またはアプリにログインします
- Keycafe管理画面のメニューから「設置場所」、またはアプリのメニューから「もっと見る」を選んで「専用ロケーション」に進みます
- 鍵が預け入れられた設置場所を選択します
- 「履歴を確認」に進みます
- SmartBoxの利用履歴の中から、当該鍵が最後に受け取られた(鍵キャビネットが開かれた)記録を探します。 直近の履歴から順番に見ていきましょう。 履歴が見つけられたら、鍵キャビネット番号をメモします。
鍵キャビネットを保護します
鍵キャビネットを「ロック中」に設定すると、SmartBox利用者が鍵の預け入れ操作をしても、当該鍵キャビネットが開くことはありません。当該鍵キャビネットからは、鍵の受け取りもできなくなります。 詳細についてはこちらをご参照ください。
管理画面から鍵キャビネットを開きます
- メニューから「SmartBox」を選択します
- 鍵を取り出したいSmartBoxを選びます
- 「鍵キャビネット」に進みます
- 開きたい鍵キャビネット番号の右横に表示されるロックのアイコンをクリックして、「ワンタッチ解錠」に進みます
- SmartBoxタッチパネル下の銀色のボタンが点滅している間に押すと、指定した鍵キャビネットの蓋が開きます
- 鍵キャビネットを保護していた場合は、保護を解除しましょう。 詳細についてはこちらをご参照ください。
システム上でも鍵が入っている状態に調整します
鍵を取り出したら、タッチパネルから預け入れの操作をします。 鍵の利用者がまだ付近にいる場合は、通常の方法で鍵を預け入れてもらいましょう。 もし利用者がいない場合は、管理画面から鍵キャビネットを開き、lシステム上でも鍵を入れた状態に設定します 。
非常用解錠を使ってSmartBoxを取り外す
非常用解錠について
非常用解錠機能は2022年10月ごろ以降にご購入のSmartBoxに装備されています。 SmartBox右側面上あたりに、ゴム製プラグが付いているかどうか、ご確認ください。 稀に、穴が空いていても、非常用解錠機能を装備していないSmartBoxもございます。 穴が開いていない場合、非常用解錠は装備されていません。
非常用解錠機能は、SmartBoxに電源が入らなくなったり、全く反応しなくなった場合に、キャビネットを取り外すための最終手段です。 スマートフォンのフラッシュを利用して、SmartBoxのセンサーにコードを送信する仕組みになっています。 センサーには独自の電源が用意されており、他の全てが機能しない状態でも、動くよう設計されています。
非常用解錠機能の利用には、SmartBoxが専用ロケーションにリンクされており、アプリから確認できる状態であることが前提となっています。 古いモデルのスマートフォン(iPhone 7以前のモデルなど)はフラッシュでのコード送信に対応していない場合がございます。詳細については、ご利用の機種をご確認ください。
- SmarBox右側面上のゴム製プラグを取り外します
- Keycafeアプリにログインします
- メニューから「もっと見る」を選択します
- 「SmartBox」に進みます
- 非常用解錠を利用したいSmartBoxを選びます
- 「トラブルシューティング」に進みます
- 「常用解錠を開始する」をタップします
- 「準備完了」をタップして、スマートフォンがフラッシュする間、SmartBoxから1cm程度離れた位置に固定します。 ロックが解錠するクリック音が聞こえない場合は、「再度行う」をタップして、もう一度フラッシュをSmartBoxの穴に当てます
- クリック音が聞こえたら、SmartBoxキャビネット部分を上に持ち上げて取り外します